キツツキのアロマテラピー

なりたい私をイメージするアロマテラピーを日々試し、私になっていきたい

香る家?

アロマセラピストと職業として自分で言うのに抵抗を感じ続けているのを
もう卒業しなくてはと思っている。

アロマの仕事をしているというと、
どんなにかアロマ、香りに囲まれた生活をしているのかと思われる。
が、同居している家族が香り、匂いに敏感すぎる。
好みがうるさい。
特にラヴェンダーがとても苦手キライ。
どちらかというと私も単品で使用するにはとても苦手。
でも、ニキビ、傷、やけどの局部には原液使用可である。
いざというときには使いたい。
「おやすみ~」と、各部屋に分かれて数時間先、朝まで会うことがないという状況まで使わない。
同居人との共有スペース、空気を侵すことはできない。
臭い、香りとはそういうもの。
入浴時にも浴槽に入れて使いたいと思うが、それもかなわない。
せいぜい洗面器で足浴。
または床のタイルに香りの残りにくいトップノートの精油を数滴おとしてシャワーの湯気にのせて芳香として使うくらいだ。
最近は大きな商業施設でも芳香としてのアロマテラピーを活用されているが、
なかなかに最小単位の家族というコミュニティは文句が言いやすいゆえに難しい香り事情。

わが家のにおいは台所から。
朝はお茶をやかんで沸かすにおい。
春に摘んで乾燥させていたドクダミや、
夏に旺盛なミントやタイム、レモングラスブレンド麦茶。
出汁を取るにおい、
京都といえばちりめん山椒を炊くにおい、
ご飯が炊けるにおい、
パンやお菓子を焼くにおい、
湯気をともなった匂いばかり。
子供の時から馴染んだにおいの出どころ。

香りは、とても個人的なもの。
皮膚の次にまとうような。