キツツキのアロマテラピー

なりたい私をイメージするアロマテラピーを日々試し、私になっていきたい

嗅覚の魔女

初投稿でアロ魔女宣言したが、
実は私の妹の方がはるかに魔女ではないかと思っている。

嗅覚の魔女。
彼女は麻薬犬並に嗅覚を発達させているのではと思うことが度々ある。
特に、食べ物。
嗅覚と味覚は密接にかかわっていて、どちらかが抜きんでて秀でているということはないそうで、両方が同じように敏感で発達している。
それはその味を知り、香りを認識して脳が知覚し情報を結びつける。
味にうるさい人はにおいにもうるさいということ。

この魔女にすごいことを言われたことがある。
「お姉ちゃん、口臭変わった。彼氏変わった?」って。
この魔女の言うには、デートから帰ってきたらキスしたんやろなといういつものお姉ちゃんの口臭とは違うにおいが2、3日するらしい。
で、その時は、そのいつものデートの後の口臭のにおいとは違うにおいがしたと。
・・・図星や・・・

キスは、唾液の交換によってお互いの遺伝子情報の交換と審査をしているのだと何かで読んだことがあるけれど、妊娠してからか、いやもっと結婚してからか顕著にキスするのが嫌になったころがあったなあ。遺伝子情報交換不要、審査もうええか、、みたいなことやったんかな・・。

ン~~、で、この魔女はいろんなことに鼻が利くから気を付けねば・・・といつも思っている。

香る家?

アロマセラピストと職業として自分で言うのに抵抗を感じ続けているのを
もう卒業しなくてはと思っている。

アロマの仕事をしているというと、
どんなにかアロマ、香りに囲まれた生活をしているのかと思われる。
が、同居している家族が香り、匂いに敏感すぎる。
好みがうるさい。
特にラヴェンダーがとても苦手キライ。
どちらかというと私も単品で使用するにはとても苦手。
でも、ニキビ、傷、やけどの局部には原液使用可である。
いざというときには使いたい。
「おやすみ~」と、各部屋に分かれて数時間先、朝まで会うことがないという状況まで使わない。
同居人との共有スペース、空気を侵すことはできない。
臭い、香りとはそういうもの。
入浴時にも浴槽に入れて使いたいと思うが、それもかなわない。
せいぜい洗面器で足浴。
または床のタイルに香りの残りにくいトップノートの精油を数滴おとしてシャワーの湯気にのせて芳香として使うくらいだ。
最近は大きな商業施設でも芳香としてのアロマテラピーを活用されているが、
なかなかに最小単位の家族というコミュニティは文句が言いやすいゆえに難しい香り事情。

わが家のにおいは台所から。
朝はお茶をやかんで沸かすにおい。
春に摘んで乾燥させていたドクダミや、
夏に旺盛なミントやタイム、レモングラスブレンド麦茶。
出汁を取るにおい、
京都といえばちりめん山椒を炊くにおい、
ご飯が炊けるにおい、
パンやお菓子を焼くにおい、
湯気をともなった匂いばかり。
子供の時から馴染んだにおいの出どころ。

香りは、とても個人的なもの。
皮膚の次にまとうような。

初投稿は魔女宣言

今日、8月7日は花の日、または鼻の日だという。
語呂合わせだけれど、アロマテラピーは花にも鼻にも関係が深いからこの日に初投稿しようと夏休みのあわただしさに延ばしのばしにしていた投稿。
ふふ、今日が初投稿。

植物の力、精油の力を信じている。
と、同じように私たちの体の持つ複雑で生命維持のための生体の仕組みはとても不思議で知るたびに感動し納得する。体ってすごい。どんどん興味もわいてきて、苦手だった化学も科学も好きになっていく。

少しずつ、小さなワークショップや講座をさせてもらって失敗や申し訳なさを重ねながら次はこんな話をしようとか、こんなことをしようとか、一つ終えるごとに講座内容の構成やシナリオを改めたり、トリートメントごとにまたは話を聞くごとにかかわっていくアロマテラピーについて考えてきて、私ができるアロマテラピーは何だと書いていこうという気持ちになった。と、いうのがこの頃のこの初投稿。

20代の頃は小さな絵皿の中で毎日膠液と岩絵の具を溶いて絵を描いていた。
30代は家族、夫婦という鍋で煮詰まって焦げ付いてしまった。
40代、小さなガラス瓶に入った植物たちの抽出液を嗅ぎ分け、調べ、試しながら癒しや習い事の検定の枠からもう少し違う一歩へ、アロマテラピーを医療とまではいかなくても補完療法の助けになるくらいに生活や健康に踏み込みたいと思っている。

魔女の宅急便のキキやお母さんが薬草でお薬を作って分けてあげてたように少しの薬草を育ててみたり、それでチンキ液をつくったり、お茶を入れたり、お鍋で煮出して虫よけをつくったり魔女の真似事のようなこともしている。
神社にお参りに行ったり、厄払いや家内安全をご祈祷してもらうように、
魔女がおまじないをかけるように、より良い私でいられるようなアロマテラピーが家庭の中にいつもあればいいなあと思っている。
もちろん、この時の魔女役はお母さんたちね。

その魔女ママのために、少し先輩の魔女キツツキのセラピスト出戸 須央妃。
今日初投稿。

アロマセラピストといういかにも癒しの人、全身お花畑とはほど遠い私。
ささやく声もあれば怒鳴りもする、
優しくなでる手は、洗濯し、皿を洗い、畑仕事もする、子をたたく手でもあります。

どんどん魔女になっていくこの頃です。
穴には闇ばかりかと思いきや、時に光もあります。
時には、ほうきに乗って空を飛びたいけれど、まだまだ穴掘り専門の魔女です。
その分、土に近いです。
今はレモングラス、ミント、メリッサ、タイム、セージが夏の暑さにも元気です。

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